上記のチェック項目に1つでも当てはまる方は、

睡眠時無呼吸症候群の疑いがあります。

かかりつけ医にご相談の上、睡眠呼吸障害医療施設での確定診断を受けることをおすすめします。

眠っている間に呼吸が止まる病気です。

気道(喉や鼻)が何らかの理由で塞がってしまい、呼吸ができず窒息状態になります。

症状は、激しく大きな｢いびき｣です。

その｢いびき｣が10秒以上、 時には60秒位消失し、再度激しい｢いびき｣が出現、その繰り返しがみられます。

｢いびき｣は舌や咽喉の筋肉の緊張がとれて、空気の通りが狭くなって発生します。

お酒を飲んだときなどの寝入りにかく、一時的な｢いびき｣は心配ありません。

しかし、

ベットパートナーの睡眠を妨げるような

大きな｢いびき｣をかく人の7割に、睡眠時無呼吸がみられるといわれています。

睡眠時無呼吸症候群の有病率は、
成人喘息と同じ程度で、成人男性の4%　成人女性の2%と言われています。

小児にもにもこの病気があり、ほとんどアデノイドや扁桃腺肥大が原因です。

以下の病気の発症や悪化の原因となり、生活上の危険性が増えます。

高血圧

心筋梗塞

脳卒中

いねむりによる自動車事故や仕事上のトラブル

生活の質(QOL)の低下

それでは、次のページで無呼吸症候群の治療についてお話いたします。

無呼吸症候群の治療とは？